グレートバリアリーフとは、オーストラリアの東海岸に広がる世界遺産のサンゴ礁地帯です。その広さは、約340000平方キロメートルもあり、長さは2300キロメートルを超えます。イメージとしては、日本列島の北海道から九州までとほぼ同じ大きさです。そのため、サンゴ礁の魅力も場所によって様々で違った表情を見せてくれます。大きく4つに分けられる区域の中で、特に設備の整っているケアンズ周辺と、ウィットサンデー諸島周辺では、ダイビングやシュノーケリングはもちろん、泳げない人でも美しさを楽しむことができます。日本からはハネムーンで訪れる方が多いのも特徴です。日本から直行便で約7時間のケアンズが起点となります。ケアンズ市内のリーフフリートターミナルから、グリーン島やアウターリーフへ向かうクルーズツアーが出発しています。
ここは、全体の中で最も観光開発が進んでいるエリアとなっており、ツアーの種類も豊富です。中でも人気を集めているのは、ハミルトン島です。ハミルトン島には、グレートバリアリーフ空港があり、アウターリーフに向かうクルーズ船や、ヘリコプターや水上飛行機の遊覧飛行も発着します。宿泊施設やカフェ、レストラン、スーパーマーケットなどが島内にあるので大変便利です。そしてこのエリアの最大の見どころは、なんといってもハートリーフを見る遊覧飛行です。見た人を幸せにするというハート形のサンゴ礁を見つけられれば、きっと二人の愛もより一層高まることでしょう。ハートリーフの周りに広がるサンゴ礁も絶景です。遊覧飛行はハミルトン島から出発するものと、リーフワールドから出発するものがあります。リーフワールドとは、ハミルトン島から出航しているクルーズウィットサンデーが所有するポンツーンです。
ハミルトン島から約2時間のクルーズで行くことができます。遊覧飛行、シュノーケリングやダイビングのほか、半潜水艦による海中観察もすることができるので思う存分満喫することができます。さらにもう一つ人気が高いのがグリーン島です。ケアンズから高速艇で約45分の場所にあるため、最も近いグレートバリアリーフと呼ばれています。世界遺産エリアの中に浮かぶ島であり、サンゴが堆積してできたコーラル・ケイの上に熱帯植物が育っている珍しい島でもあります。島に到着して桟橋の上からのぞくだけで、透明なエメラルドグリーンの海の中に色とりどりの魚を見つけることができるでしょう。
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